海外の物の大きさは日本と比べて一般に大きい、そう考えている人は少なくないでしょう。
どうしてそうなるのか考えてみると日本の場合、どうしても米国の価値基準が比較の対象に
なってしまうことにあるのではないでしょうか？
フランスでは昔ながらの建物が未だに現役で、その多くは螺旋階段のみ。エレベーターなんて
まずないです。しかも階段の幅がマチマチで６階とか７階までありますから、上の階に住むと
荷物の運び込みに一苦労間違いなし(>_<) 実際、私の今いる建物は５階建てで螺旋階段のみ。幸い２階に住んでいるので、荷物の運び 込みには苦労せずにすみました。 そんな住宅事情のなか、エレベーターを後付けする建物もチラホラあったりします。

↓何人乗りに見えますか？





↓階段ちょっと上がって反対側から撮影



このエレベーターは昨年の１２月から着工。先月中旬に完成しました。ぶっちゃけ完成までに時間が
かかりすぎな気がするんですが、螺旋階段の隙間を縫うように設置されていますから意外と手間が
かかるのかも知れません。


↓上の階にある扉を内側から撮影してみました



この手のエレベーターは大抵３人乗りと記載されていますが、実際に３人は厳しいです。２人がいい
ところでしょう。日本ならエレベーター設置のために建物を一旦取り壊してしまいそうですが、フランス
では今のところこのような小型のエレベーターを後付けするか、階段のみでやっていくかのどちらかに
なるようです。ここで一言。旅のクチコミ情報掲示板などでよく見かけるホテルの苦情に部屋が思った
より狭く、その割に料金が高いといったカキコミをしばしば目にします。料金の設定は必ずしも部屋の
広さによるものではなく、部屋の雰囲気やサービスの質によると思うのですが、いかがでしょう？